英語が話せた。そして、その先へ
聞いて下さい。
今日とても嬉しいことがありました。
英語が話せたんです!!!
留学にいながら何言ってるんだ、とか思わないでください。
きちんと、議論が出来たのです。
今日、今学期から参加している団体での広報に関するミーティングがありました。
はじめは、いつもみたいに聞いているだけにならないように頑張ろう、気合をいれたもののまたついていけずにションボリしていました。
しかし、聞いていくうちにツッコミどころがありすぎると気付きまして。
私は、日本で広報活動の経験があります。
その経験からいって、彼らの広報に対する姿勢・戦略・現状分析の甘さに黙っていられなくなりました。
これはまずい。
そんな気持ちから気がついたら、もっとこうした方が良い、こういうやり方もあっても良いんじゃないのか、そんな提案をしていました。
そこから彼らと議論をし、新しい視点をありがとうと言われました。
めちゃくちゃうれしい。
顔がにやける。
自分の考えをきちんと話せて、何よりこのチームに少しでも貢献できてこの活動が広まる手助けになれたかな。
小さな一歩ですが、私の心にとってはとても大きかった。
そして、思いました。
自分の得意分野なら話せる。
そして今まで話せなかった理由は、自分にとって新しい分野ばかりだったから。
日本語だったら、あいまいに分かったふりして時々質問したり批判したりして、議論に参加している「風」を装うことが簡単でした。
しかし、英語になった瞬間そんな装いなんてできなくて。
だからついていけなくなっていたんだと。
つまり、英語の問題ではないのです。
よく言われるのは英語よりも中身。日本語で言えないことが英語で言える訳がない。英語はツールでしかないのだから、きちんと中身を磨くべきだと。
私もずっとその言葉を信じてきましたが、自分ごととして考えていませんでした。
思い返すと、日本語でも私は議論にコミットして主体的に動くことが苦手でした。
その度に心は小さく挫折しながらも、曖昧に、まるで参加しているかのように振る舞っていました。
でも、アメリカでは通じない。
その今まで甘えていたツケが、ここで表れた。
そう思うと、本当に自分の根本を見直そうと今までと意識が変わりました。
英語ももちろん大事だけど、
それ以上に私が伝える気持ち、本気で取り組む姿勢こそが大事。
そして、自分の話せる分野を増やすためにもインプットはし続ける必要がある。
もっとたくさんのことを吸収しなくちゃ。
さっきまでの嬉しい気持ちを押さえ、これからを見据えます。