備忘録ですよ。

20代。留学中にブログを始め、思いついたように小さな想いをつぶやきます。

アメリカのバレンタインデー

今日はバレンタインデー!!!

日本とは時差の関係で一日遅れ。

 

チョコが大好物な私にとってバレンタインは大好きなイベントなのですが、アメリカのバレンタインは日本とは異なります。

 

日本では女性から男性にチョコを渡し、伝統的には告白するイベントとされています。

現在は友チョコも流行しており、本命チョコ・義理チョコという区別も。

そして女性たちはこの時期になると手作りチョコを夜なべして作り、かわいくラッピングしてバレンタイン当日に渡す。

そして、3月にはホワイトデーでは男性から女性にお返しが渡される。

 

これが日本のバレンタイン。

 

でも、アメリカは全くの逆!

男性から女性に贈るものとされています。

さらに言えば告白をともなうものではなく、日ごろの感謝を大切な人に伝える日なんです。

 

なので、彼女がいなくとも友人にチョコを渡したり、みんなでディナーを食べに行ったり。

チョコを手作りする人は少なく、その代わりにスーパーなどではハート形のチョコやらクッキーやらが並んでいます。そしてチョコというよりも、ピンクや赤といった色でバレンタインを表現している印象です。(普通のバタークッキーにピンクや赤いデコレーションがされていたりとか!)

 

なので、日本ほどチョコを見かけません。

 

日本ではデパートではチョコ売り合戦、レストランやカフェでは必ずバレンタイン限定メニュー、手作りチョコキットがいたるところに作られ、バレンタインに関する商品が街中に溢れています。

 

でも、アメリカではあまり「チョコ」というよりかは、大切な人に感謝を伝える日なので日本ほど特別感がありません。

まして、私の大学では中間テストのシーズン。

イベントを楽しむ余裕がない人はかなりいます(笑)

 

そんなわけで、チョコ好きの私にとっては日本のバレンタインが少し恋しかったり(笑)

でも、太らなくていいですね!!(寮でチョコフォンデュのイベントありましたけど。もちろん食べましたけど。)

 

日本の友人たちの手作りチョコの写真やバレンタイン限定メニューを見ては良いな~と。

でも、日本ではビジネスが優先されていて「感謝を伝える」という本来の意味が薄れてしまっている気がします。

友チョコも、義理チョコも本当は感謝を伝えるため。

でも、いつの間にか料理の腕だったり、どれだけ時間をかけるかだったり、何だか小手先の部分ばかりに焦点があたってしまっています。

それによって、どれほど多くの女性がこのシーズンに苦しんでいることか…。

 

バレンタインはみんなが心あたたまる日なのに、いつからか準備や自分に対する評価だったりが気になって重荷なイベントになってしまいました。(男性にとっては最高だと思いますが)

 

それでもこの慣習がやめられないのは上手く盛り立てる企業と、美味しいチョコと、やっぱり自分で作ったら大変だけどもらえると嬉しいチョコの存在でしょうか。

 

来年はきっと日本でバレンタインを過ごします。

 

その時も、「感謝を伝える」

そのバレンタインの本質を忘れないようにしたいと思います。

 

追記ですが、私も友人からチョコをもらいました。

やっぱり何かもらえるってとっても嬉しいなと。

 

そして、友人たちにネスレのお得パックのハートチョコを配ったらめっちゃ喜ばれた!大事なのはものではなくて、伝えようとする気持ちなんですね。

チョコを配ると、それをきっかけに会話もはずむし、やっぱり素敵な文化だなあと思いました。