言語化する大切さ。
「ことば」ってとっても不思議で、魔法のようなもの。
今日はそんな風に感じた出来事を書き留めます。
絵本のチカラ
今日、友人がFacebookでシェアしていたキングコング西野さんのこちらの記事を目にしました。
まさか、とは思いましたが絵本を無料にする、その勇気ある決断に震えました。そして気が付いたら西野さんの絵本を夢中で読んでいました。
絵本なんて何年ぶりだろう。子供の頃から絵本や本が大好きだった私はひたすらに読んでいたのを覚えています。
なんだか懐かしい気持ち。わくわくしながら読み始めました。
そして、気が付いたら涙している自分がいました。
この絵本に描かれていたことはシンプルだけど強いメッセージ。
思い返せば、表紙が擦り切れるまで読んだお気に入りの絵本たちはいつも、何か大切なメッセージを持っていました。
シンプルだからこそ、絵本の持つ絵とことばの魔法のチカラに感動したのです。
でも、本題はここから。
この絵本に感動した私は1人の友人に「もしすごく暇だったら読んでみて」リンクを送りました。(その友人が非常に忙しいことを知っていたので)
人から送り付けられたリンクなんてきっと読まないだろうな、なんて思ってスマートフォンをすぐ手放し、溜まっていた課題に手を付け始めました。
15分後。
友人から読んだ報告と感想が送られてきたのです。
その感想も「良かった」「感動した」なんて陳腐なものではなくて。
絵本の言葉と自分の生活を結びつけながら、自分はこういう風に歩んでいきたい、と決意を込めたものでした。
ことばってすごい。
そう思ったのです。
私はよく「すごい」「面白い」「大変」そんな便利で簡単な言葉ですべてを片付けがちです。でも、「どう」すごかったのが、「何が」面白かったのか、「どうして」大変なのか、その一歩先まで言語化できていませんでした。
便利さのウラには思考を停止させる危険があります。
ひとつ、ひとつの想いを言語化すること。
それが思考を鍛えることになり、自分を知ることにもつながるのではないでしょうか。
ブログという言語化ツールを始めてみようかなと思い立ったのも、自分の今まで固まっていた思考をほぐすため。
自分の感情の一歩先まで考えて、言語化することを習慣化していきたい、それが今日の小さな決意です。